審美歯科

審美歯科とは? Cosmetic dentistry

審美歯科についてはご存知でしょうか?審美歯科は「美しさ」と「機能性」の両方を重視した総合的な歯科治療の一つです。まず、前提として歯の「機能性」と「美しさ」というそれぞれの役割は以下のようになっております。

歯の「機能性」とは? What is "functional" of teeth?

歯の「機能性」と言えば当然ですが、普段の食事で食べた食べ物を噛み砕く、人とのコミュニケーションで重要な表情を作る、そして正確な発音なども歯が持つ機能性と言えるでしょう。しかし、虫歯や歯が抜けたりしたりすると歯の機能性が失われてしまいます。そして、多くの歯が抜けると普段の食事も楽しめなくなってしまい、食欲も減退してしまいますので不健康になってしまいます。また、歯が無い状態というのは表情もおかしくなってしまったり、正確な言葉を発するのも困難になってしまい、積極的なコミュニケーションが取れなくなるという苦しさで悩んでいる方もいます。そのため、歯はただ食事の際に食べ物を噛み砕くだけでなく、普段の生活におけるコミュニケーションにも大きな機能性を持っているのです。

歯の「美しさ」とは? What is "beauty" of teeth?

どんな人であっても綺麗な歯は憧れと言えるでしょう。この現代社会では仕事をしていれば普段から他人とのコミュニケーションが絶えませんので、仕事先の同僚や上司との会話だけでなく、毎日色んな赤の他人と面と向かって接するお仕事をされている方もいると思われます。しかし、その際にもしも歯並びが悪い、歯が黄色い・着色しているのでは「こんな歯じゃ他人と会話するのが怖い…」、「会話に積極的になれない、こちらから積極的に話せない…」といった悩みを抱えていらっしゃる方もいるでしょう。そのため、歯は他人に一番見せる機会が多いプライベートな体の部位でもありますので、歯に何の異常も無かったとしても綺麗ではない歯と綺麗な歯を見せるならばどちらのほうが良いでしょうか?答えはもちろん美しい歯のほうが良く、それだけで会話や表情も明るく積極的になることができるのです。

以上から歯には「機能性」と「美しさ」の両方が求められるものであり、歯の機能性だけ、美しさだけのようなどちらかだけ、ではやはり良いとは言えません。この歯の機能性と美しさを同時に求めるスタイルが審美歯科であり、綺麗で健康的な歯を目指したい方は一度当院までご相談ください。

審美歯科に関する疑問と回答

  • 審美歯科の施術はどれぐらいの費用や時間がかかるのか?

    審美歯科にご興味がある方がまず気になるのが費用や時間です。美しく機能的な歯にするための審美歯科による治療も高額であったり、時間が非常にかかるのでは利用すべきか考える方も多いでしょう。

ホームホワイトニング 自宅にてホワイトニングを行う方法。
クリニックなどで提供された薬剤やマウスピースを使用する。
寝ながら行える等のメリットがありますが、オフィスに比べ時間がかかります。
治療期間は1〜2ヶ月程度。
オフィスホワイトニング オフィスホワイトニングはサロンやクリニックにて行うホワイトニングです。
高濃度の薬剤を使いライト照射を行います、ホワイトニング効果は高く、1回で効果を感じる場合もあり即効性も期待できる方法です。
治療期間は希望する白さになるまでなので、個人差もありますが、通院は1〜4回程度。
デュアルホワイトニング 「ホーム」と「オフィス」を組み合わせた方法です。
即効性のあるオフィスと、白さを高めるホームを組み合わせるためホワイトニング治療の中で、最も高額となる方法です。
期間は他と同様に個人差があります。
ホームホワイトニング
自宅にてホワイトニングを行う方法。
クリニックなどで提供された薬剤やマウスピースを使用する。
寝ながら行える等のメリットがありますが、オフィスに比べ時間がかかります。
治療期間は1〜2ヶ月程度。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングはサロンやクリニックにて行うホワイトニングです。
高濃度の薬剤を使いライト照射を行います、ホワイトニング効果は高く、1回で効果を感じる場合もあり即効性も期待できる方法です。
治療期間は希望する白さになるまでなので、個人差もありますが、通院は1〜4回程度。
セルフホワイトニング
サロンで提供されるセットを用いて自分でホワイトニングを行います。
資格などがなくても扱えるポリリン酸やメタリン酸、酸化チタンなどを使用し、歯の表面の汚れを除去する目的で行います。
期間は希望の白さまでなので個人差があります。
デュアルホワイトニング
「ホーム」と「オフィス」を組み合わせた方法です。
即効性のあるオフィスと、白さを高めるホームを組み合わせるためホワイトニング治療の中で、最も高額となる方法です。
期間は他と同様に個人差があります。

ホワイトニング出来ない歯

自分の歯ではない人

ホワイトニングには自分の歯であることが大前提です。入れ歯、差し歯、セラミックなどの人工歯は白くすることができません。この場合その歯自体を取り替えるか、またはセラミックなどのかぶせものに合わせてホワイトニングを行う必要があります。

歯に詰め物がある場合

詰め物を白くすることは出来ません。ホワイトニングが終了後、その色に合わせて詰めなおす必要があります。

虫歯や歯周病がある場合

大きな虫歯や歯周病がある場合は治療した後にホワイトニングを受けることをおすすめします。

妊婦、授乳中の方

施術には薬剤が使用されます。妊婦ご本人や胎児への影響があるかどうかまだはっきりとわかっていません。絶対に出来ない訳ではありませんが、大事をとって出産後、卒乳後に受診しましょう。

小児

個人差がありますので子供がみんな出来ない訳ではありませんが、特に低年齢の小児ほど注意が必要です。14歳以下の人は歯の状態を見てホワイトニングの強さを調節しながら行う必要があります。

ホワイトニングに向かない、効果が低い歯

歯の色がとても濃い人

歯の色もホワイトニングの効果を左右します。一般的に色の濃い歯より薄い歯のほうが効果が高く出ます。また黄色系の色のほうが灰色や濃い茶色の歯よりも効果が高い傾向にあります。

神経がない歯

神経をとってしまうと徐々に色が濃くなってきます。この着色はほとんどが内側からのものですので通常のホワイトニングではなく歯の内側から行うホワイトニングのほうが効果があります。

歯に縞模様がある

歯に白や褐色の横縞模様があると、全体的に均一な白さになるまでホワイトニングを繰り返す場合が多いです。また、ホワイトニング後は一時的に縞模様が目立ってしまうため、不満を感じ、ホワイトニングを中断してしまう方も多いようです。

知覚過敏、歯にヒビがある

ホワイトニングを行うと痛みが出る場合があります。

矯正が困難な場合

歯が癒着(ゆちゃく)している場合

癒着とは、歯自体が歯を支える歯槽骨という骨にくっついてしまった状態のことを指します。
癒着している歯は基本的に矯正装置を付けても動かすことができません。

虫歯のある場合

虫歯の場合矯正装置が外れる恐れがあるため、虫歯の治療後または矯正によって抜歯する対象の歯の場合抜歯で対応する事もあります。

治療前に歯科医師とご相談ください。

歯周病がある場合

虫歯と同じく歯周病があると矯正時に骨の形成が上手、歯並びを調整できない事があります。
また、さらに歯周病が悪化してしまう可能性もあるので、基本的に歯周病が進行している状態では矯正はできません。

歯の本数が極端に少ない方

歯を支える装置を付けるため、歯の本数が極端に少ない方も矯正ができない可能が高いです。
この場合矯正以外の方法(インプラントや入れ歯等を)併用しながら矯正を行います。

インプラントが出来ない、困難な場合

  • 放射線治療中
  • 1型糖尿病
  • 妊婦、未成年の方
  • 骨密度や骨量が不足している
  • 骨粗鬆症
  • 高血圧、肝臓病、腎疾患、癌治療中の方
  • 心疾患(心筋梗塞、狭心症)
  • 血液が止まりにくい病気、血流を良くする薬を服用されている方
  • 歯磨きをしない、口腔衛生状態が悪い方
  • 喫煙者

ホワイトニング

審美歯科で食事などの制限はあるのか?について

ホワイトニング後は一時的に着色しやすくなります

ポリフェノールを含む色の濃い食品

コーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、カレー、チョコレート、ぶどう
※タバコもヤニによる着色の可能性があるので避ける

柑橘系食品、飲料、酢、炭酸飲料

焼肉のたれ、ケチャップ、ソース、キムチなども

※歯磨き粉やうがい薬にも着色しやすくなる成分があるため注意が必要
・コーティング作用のある歯磨き粉を使用する
・食後はホワイトニング効果のある歯磨き粉でブラッシングを

インプラント

腫れや出血の原因となる事は控える

香辛料、硬い食べ物、アルコールなどの摂取  湯舟につかる、運動、喫煙

感染の恐れや治りが遅くなる原因となる

舌や指で患部を触らない  歯ぎしりや食いしばり  正しいブラッシング等で口内を清潔に保つ